SPADIEとは？ポーカープレイヤーの登竜門といわれる理由を紹介

【ポーカープレイヤーの登竜門】SPADIEとは？

SPADIEとは、一般社団法人の日本ポーカー連盟が主催するポーカーイベントです。

マインドスポーツとして世界中でプレイされているポーカーの認知度を国内で拡大し、世界で活躍できるポーカープレイヤーの育成と、環境を提供することを目指しています。

SPADIEのトーナメントは、大きく分けて『SPADIE POKER LEGUE』と『SPADIE FINAL』の2つです。

予選トーナメントとなる『SPADIE POKER LEGUE』は全国各地のポーカースポットで開催され、予選を通過すると決勝トーナメントの『SPADIE FINAL』に出場できます。

SPADIE FINALは4日間ほどで行われ、上位入賞すると海外ポーカートーナメントに参加する際に必要な費用に充てられる賞品を獲得できます。

SPADIEの特徴は？魅力的なポイントを3つ紹介

ポーカーイベントとして有名なSPADIEですが、具体的にはどういった特徴があるのでしょうか。

2016年から続く伝統的なポーカーイベント

SPADIEは、2016年から続く歴史あるポーカーイベントです。

第一回目のSPADIE FINALは2016年6月に開催され、2024年2月のSPADIE FINALで32度目の開催となります。

初めのうちは280名ほどしか参加していなかったSPADIE FINALですが、年を追うごとにその数は増していき、約800名もの選手が参加するようになりました。

最近では、規模の大きいポーカートーナメントが国内でも増えてきましたが、ここまで長く続いているポーカーイベントはほとんどないでしょう。

メインイベントに加えてサイドイベントが充実している

直近のSPADIE FINALは、メインイベントに加えて、サイドイベントも充実している点が特徴的です。

前回大会のSeason：31stで開催されたサイドイベントを見てみましょう。

スタート時のチップが多いMegaStackやDeepStack、ペアを作って上位を目指すTag Team、バドゥーギ、PLOなど様々なトーナメントが開催されました。

なお、メインイベントに参加するには、SPADIE POKER LEGUEで出場権を獲得する必要がある一方で、サイドイベントはダイレクトバイイン（直接エントリー）が可能となっています。

予選でチケットを複数獲得すれば、メインイベントでのスターティングスタックが増える

本戦であるSPADIE FINALのメインイベントに参加するには、予選のSPADIE POKER LEAGUEで獲得できるチケットが必要です。

チケットは1枚でも獲得すれば、メインイベントに出場できますが、一度のエントリーで複数のチケットを使用すれば、スターティングスタックが多い状態で着席することができます。

チケット数	スターティングスタック
1	20,000点
2	25,000点
3	30,000点
4	35,000点
5	40,000点

チケットは一度のエントリーで最大5枚まで使用でき、1枚での参加より最大2倍のスタック量でトーナメントに臨めます。

SPADIEに参加するには？予選やメインイベントへの参加方法や参加費用を紹介

SPADIEのトーナメントに参加するには、どういった手順を踏む必要があるのでしょうか。

ここでは、SPADIEの予選（SPADIE POKER LEAGUE）やメインイベントへの参加方法、参加費用を紹介します。

予選（SPADIE POKER LEAGUE）への参加方法・費用

予選（SPADIE POKER LEAGUE）は、全国各地のアミューズメントカジノやポーカースポット（以下参照）にて開催されます。

予選の開催店舗・スケジュールは、POKER GUILDで確認することができます。

予選トーナメントの参加費用は店舗によって異なりますが、1,500円〜3,500円と思ってもらえば問題ないでしょう。

メインイベントへの参加方法・費用

SPADIE FINALのメインイベントには、予選のSPADIE POKER LEAGUEで獲得できるチケットを使用して出場できます。

チケットは、予選で上位入賞することで獲得することができます。

参加費用は5,000円で、店舗によっては別途でドリンク代がかかる場合があります。

SPADIE FINALで入賞した時の賞金はいくらもらえる？

本戦のSPADIE FINALで入賞すると、どのくらいの賞金をもらえるのでしょうか。

NLH Main Event

SPADIE FINALのメインイベントは23位からが入賞となっており、賞金は最低$133です。

優勝賞金は$10,000なので、日本円換算で約150万円になります。

JOPT(Japan Open Poker Tour)やKKPOKER LIVE TOKYOといったトーナメントと比べると、エントリー数は少ないため、入賞できる可能性はやや高いと言えます。

NLH MegaStack

MegaStackは、通常のトーナメントに比べてスタート時のチップが多い、ディープ ストラクチャーのトーナメントです。

入賞は上位7名とメインイベントと比べて、かなり厳しいものとなっています。

賞金総額は$5,200（約75万円）、優勝賞金は$1,560（約23万円）です。

NLH Mini Main Event

Mini Main Eventは、メインイベントの縮小バージョンと言えるトーナメントです。

メインイベントではチケットが必要ですが、Mini Main Eventはサイドイベントであるため、ダイレクトバイインが可能です。

入賞は23位からで、賞金は最低$67（約1万円）、最高で$1,000（約15万円）となっています。

SPADIEについてのまとめ

本記事では、SPADIEの特徴や参加方法、入賞時の賞金について紹介しました。

SPADIEは2016年から続く、伝統的なポーカートーナメントです。

これまでに30回以上開催されており、シーズンごとに多くのプレイヤーが集結します。

予選トーナメントで上位入賞すると、決勝への出場権を獲得でき、決勝でも優秀な成績を残すと最大150万円相当の賞品が贈られます。

予選トーナメントは全国各地のポーカースポットで開催されていますので、興味のある方はぜひ参加してみてください！