【何があった?】WSOPヘッズアップでチップダンピング疑惑!?背景に“1億円ボーナス”の複雑な事情も

現在ラスベガスで開催中のポーカー世界最大の祭典「World Series of Poker(WSOP)2025」で、衝撃的なトラブルが発生した。

注目の一戦となったEvent #53: $1,500 Millionaire Makerにて、Carroll選手とYaginuma選手のヘッズアップ中に不正なチップダンピング疑惑が持ち上がり、賞金とWSOPブレスレットの授与が保留される異例の事態となっている。

目次

12,000人超の頂点で起きた“逆転劇”

12,000人超の頂点で起きた“逆転劇”

Event #53: $1,500 Millionaire Makerには約12,000人以上のプレイヤーが参加。その頂点を決めるヘッズアップでは、当初Carrollが120BB、Yaginumaがわずか7BBという絶望的な状況でスタートした。

しかし試合は意外な展開を見せ、Yaginumaが大逆転に成功。最終的にチップをすべて奪い取り、実質的な優勝を果たした……かに見えた。

だがその直後、その逆転劇に不自然な点があるとしてSNSで疑念が噴出し、状況は一変する。

注目の“$1,000,000ボーナス”とは?

注目の“$1,000,000ボーナス”とは?

今回の背景にあるのは、WPT Globalが実施していたプロモーション「Gold Rush」Bonusの存在だ。

これは、WPT Globalが発行する“Gold Rush Ticket”保有者が対象のイベントで優勝した場合、追加で100万ドル(約1.6億円)のボーナスを支払うというもので、Yaginumaはこのチケットを保有していた

つまり、Yaginumaが優勝すれば総額約2億円級の賞金を手にするチャンスがあった一方で、Carrollが勝利してもボーナスは支払われない仕組みだった。

この極端なインセンティブ構造が、結果に不正があったのではないかという憶測を呼ぶ要因となった。

チップダンピング疑惑の焦点

X(旧Twitter)などSNS上では、Carrollのプレー内容があまりにも不自然で、意図的に負けた可能性があるとの指摘が相次いだ。

WSOPでは最終局面におけるディール(賞金分配交渉)を一切認めていないため、仮に裏で「Yaginumaが優勝する代わりに賞金を分け合う」ような非公式な取り決めがあった場合、それは重大なルール違反となる。

この点について、ポーカープロや海外のポーカーコミュニティからは様々な声が上がっている。

特に興味深いのは、「奇数のベット額の時はブラフ、偶数のベット額の時は何か持っている」という推測である。

例えば以下の場面では、J8でCarrollが7M(奇数)にレイズし、YaginumaがそれにJ8で被せてオールイン。Carrollはそれにフォールドした。

さらに以下では、Carrollが36oの6ハイという状況でリバーで57M(奇数)のベット。これにYaginumaがコールしポットを獲得。

逆に強いハンド(A5s)が入った際は、Carrollは8M(偶数)にレイズし、ぶつからないようYaginumaをフォールドさせた場面も。

これらはほんの一部であるが、チップダンピングを疑われるには十分である。

WSOP側は“授与保留”という異例対応

この騒動を受け、WSOPは優勝発表およびブレスレットの授与、賞金支払いを一時保留とし、内部調査を行っている。

現時点(日本時間6月29日)では、WSOPおよびWPT Globalからの公式声明は出されておらず、最終的な判断は保留されたままだ。

まとめ:再発防止と公正性の担保を

WSOPとWPT Globalが今後どのように対応するのか、業界関係者やプレイヤーから注目が集まっている。望まれるのは、事実の透明な解明と、再発防止に向けた制度改革だ。

本件は、今後のトーナメント運営とプレイヤー保護にとって、重要な転換点となるかもしれない。

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